使える庭づくりを考えています。

人に見てもらうより自分が楽しめる庭づくりを試行錯誤しながら楽しんでいます。

何故、J-POPはグラミー賞とは縁が無いのでしょう。

謡曲ビルボードのトップ100以内に入ったのは「上を向いて歩こう」以降、、、ありましたか?

今年のグラミーでは若干18歳のビリーアイリッシュが4部門を勝ち取りました。そして、韓国のBTS防弾少年団)も良いところに付けていたのです。

彼等に共通していたのはデジタル時代の音作りに秀でていた点です。

音楽がデジタル化して30年以上が経ってしまいました。Americanポップは当然、音作りもデジタル化しています。そして、韓国もデジタル化をマスターできたのです。しかし、日本だけが相変わらずアナログスタイルに留まっているのは何故でしょう。

注:アナログスタイルとは合唱やオーケストラの伴奏でぼんやりとした雰囲気にアレンジした楽曲。例えば、ジャニーズ系やおニャン子(アキバ)系の楽曲。

もちろん、宇多田ヒカル等、グローバルな感覚を持ったアーチストとかヒップポップ系のアーチストはデジタル志向で音作りをしています。

しかし、日本の多くのアーチスト、特にジャニーズ系とかおニャン子系のグループは何故かアナログにこだわった音作りをしているのです。

もちろん、日本国内で音楽配信したり、活動するなら、それでも構いません。

問題は彼等が海外に活動範囲を広げようとしている所が問題です。

日本の音楽レベルの低さを海外に知られてしまうのが問題なのです。

音楽は趣味性があるので日本風のアレンジを好む外国人もいます。グラミーで評価されないのはアメリカ人の好みじゃないからです。ドイツの楽曲もスペインやイタリア、フランスの楽曲だって滅多に評価される事はありません。従って、日本の楽曲が評価されなくても良いのですが、それを良しとしている日本のアーチストやオーディエンスが情けないのです。

去年、Amazon音楽配信サイトで音質の良いストリーミング配信が始まりました。それによって、今まで気にならなかった音楽の「質」が露わになってしまったのです。Apple MUSICで聴いてた時は気にならなかったAKB 48系の曲とTwiceの曲の違いが露わになってしまったのです。

もちろん、歌詞のわかる日本の曲にはアドバンテージがあります。歌詞の内容で好きになったり、思い出につながる曲があるからです。しかし、聴いて懐かしがるだけです。心には響きません。体全体で感じることはありません。

一つ一つの楽器、一人一人のボーカルを大切に扱う、音作りを日本でも採用して欲しいのです。ベースやバスドラ&バスタムスネアがジンジン響く曲を作って欲しいのです。ボーカルは合唱ではなくハーモニーで一人一人の個性を強調して欲しいのです。

60年以上ポップスを聴き続けている耳の肥えたオーディエンスだけでなく、少しは外国人、特にポップスの本場、アメリカ人に聴いてもらえる曲を作ってもらえませんかね。

確かに伝統は必要ですが、もう、歌謡曲や演歌、すなわちスピーカーに合わせたチューニングにこだわる必要はないと思うのですが、、、アメリカの演歌カントリーウエスタンの女王だったテイラースイフトだって、ポップスの女王に変わる時代です。


ガーデンライフのもう一つの形