使える庭づくりを考えています。

人に見てもらうより自分が楽しめる庭づくりを試行錯誤しながら楽しんでいます。

プチ山小屋完成!今ウィンターシーズンが楽しみだ。

今年の夏はアルプスの絶景を堪能出来る屋根付きのオープンテラスを作りました。おかげで、コロナ禍で苛まされた今年の夏も快適に過ごすことができました。

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ただし、晩秋から春先、特に冬場はオープンテラスでは楽しめません。北アルプスの麓は冬場はマイナス5℃以下になる日が続くからです。

そこで、さらに必要だったのが北風を遮る小屋だったのです。昨年は薪ストーブを使った山小屋風の小屋と石油ストーブを入れた珈琲ハウス風の小屋を作りました。

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ただし、手作りで初めての事で、スペース的にも、見栄えも満足出来るものではありません。そこで、今年は薪ストーブを使った小屋をリニューアルしたのです。予算は2万円。果たして、少しは満足出来るものが作れたのでしょうか。

薪ストーブで暖を取る小屋の設置場所は、オープンテラスの場所と違って屋根や植栽で電柱や電線を隠すことはできません。そこで、大きなガラス窓を使って視線方向を変えました。

この場所に住み始めてから30年以上経っているので、ケヤキの木が大きく育ちました。防風林や、夏場の紫外線から建物を守ってくれているケヤキの根本に冬の雑木林を連想できる風景が広がっていたのです。それを大きなガラス窓越しに見る位置に小屋を建てました。

リニューアル前は、電線が目障りでも、北アルプスを借景出来る方向に椅子を配置していました。しかし、今回はその椅子の向きを変えました。

今回は大きな窓を作り、小屋の幅も広げたので、窓方向に椅子の向きを変える事が出来たのです。ケヤキの根本を正面に見れる方向に変えたのです。

それが大正解でした。アルプス方向をチラ見する事はありますが、チラ見するだけでは電線はさほど気になりません。椅子の正面に広がる雑木林風の景観が雰囲気を盛り上げてくれます。さらに、ケヤキの根本周辺は暗くなってからも良い雰囲気を味わえます。適度に配置された灯がアクセントになって山小屋風の雰囲気を盛り上げてくれるのです。

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ガーディニングの基本はある物を有効活用し、ない物をある物をで補う事です。購入は必要最小限に抑えること。