使える庭づくりを考えています。

人に見てもらうより自分が楽しめる庭づくりを試行錯誤しながら楽しんでいます。

タイニーハウスの仕様はどうなっているの、、、続き。共同溝に共生の鍵があります。

タイニーハウスサイト作りで二番目に大切なのが共同溝(インフラ)整備です。

土台作りと同じくらい大切なので、仕様には気を配ります。従来の方法では時間も、お金もかかり過ぎます。システムの効率が問題だったからだからです。現在はインフラに必要とする事業がバラバラに行われて、同じ作業を何度も繰り返すシステムになっています。また、インフラ整備という一つの目的に向かう為に、事業帯が独自のルールを設け、連携の妨げになっています。従って、それぞれの事業が別の期間に各自のルールに則りバラバラに作業するので、多額の費用と時間が必要でした。

道路を作れば、車が通り、人が来ます、道路沿いに人が住みます。人が住めば電気、水道、下水道、通信が必要となります。それは全て道路に付属するものです。タイニーハウスビレッジの場合は、その敷地に道路を整備する場合、道路コアに必要な敷地を掘削したり、土盛りし施設します。その道路コアに電気、上下水道、通信のコアを装着します。コア自体は工場生産で行い、長さや大きさ、材料も用途別に適材を選びます。連結方法や設置方法も多彩です。ただし、コア自体の仕様は統一され、メーカーや事業主体が違っても組み違いが生じる事はありません。

災害時に道路が破損すれば他のインフラも損傷します。今のシステムでは修復作業を各事業体バラバラに行うために費用と時間が重複し修復に多額の費用と時間を要してしまうのです。災害大国日本がこの様なシステムを続ける限り、税金が無駄に浪費され続けるのです。

インフラの規格を決め、一貫生産、一貫工事すれば災害時も損傷部分を取り替えるだけで修復が可能です。この様に部分修理が出来るのも、このコアを連結する部分に秘密があるからです。車のバンパーみたいに衝撃を吸収したり、トカゲの尻尾みたいに緊急時には連結が解除出来る仕組み、仕様になっているからです。

タイニーハウスサイトの場合はこうした考え方を元に新しい共同溝を製造し、従来のインフラと折り合いを付けながら施工して行きます。

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