使える庭づくりを考えています。

人に見てもらうより自分が楽しめる庭づくりを試行錯誤しながら楽しんでいます。

タイニーハウスの仕様はどうなっているの、、そして里山との関わり合いはどうなの?

なぜ、里山にタイニーハウスを建てるのか。タイニーハウスは何故里山に作るべきなのかと言う疑問にお答えしなければなりません、、、それは、本来、里山が必要とされた環境づくりをタイニーハウスなら実現できるからです。新しい里山づくりにはタイニーハウスの凝縮されたスペース活用技術と土台設計技術が必要なのです。

里山は昔から山と町、そして川や海の中立ちをしてきました。山の恵みを育み、供給し、山の脅威から人びとを守ってきました。山に降った雨を調整し川へ流したり、山の恵みを加工して町へ供給する大切な場所だったのです。しかし、農業や林業が昔ほど活発に行わなくなってからは、その役割も果たせなくなりました。

しかし、農業や林業だけの為に里山が必要だったわけではありません。人と野生動物の生活、生態系にとって里山は必要です。生態系のバランスが崩れたら、自然界と人間界は対立するようになってしまうからです。すなわち、恵みだけでなく、脅威がもたらされるのです。災害やミスマッチによる混乱が生じます。

温暖化による雨量の増加、野生動物、植物による様々な形の被害、食料需給の変化など、問題が発生します。人間が里山で行ってきたバランスを調整をおろそかにすれば、その弊害が、自然環境に生息する野生動物、植物だけでなく、人間にも多大な影響、脅威を与える事にもなるのです。

タイニーハウスの土台部分は植生に与える影響を最小限に抑える構造になっています。また、逆に、それは自然界からの脅威や雑害を防ぐ構造でもあります。例えば、庭の土は雑草種子を取り除いた土を使います。庭はコンクリート(樹脂)パネルでBOX状に囲い、その中に土を盛ります。また、周囲は塀パネルで囲いプライバシー確保(ガーデンライフに欠かせません)と雑草種子の侵入を防ぐ構造になっています。さらに、土台部分は高床式で他のサイトと連結させることで、より安全性を高めます。表向きは戸建てですが、土台部分は連結構造にし、強度を稼ぎ、衝撃を分散させる構造になっています。

ビルの工法を用いた土台作りは耐久性を重視し、運搬や組み立てを容易にするため、インフラシステムと同じパッケージ化、パーツ化されています。

タイニーハウスビレッジの設営と運営はキャンプ場と同じです。土地所有による負担を軽減すると同時に、資産の流動によって生じるトラブルや損失リスクを回避します。

f:id:AisomeSin:20191006112159j:image

f:id:AisomeSin:20191006204522j:image

f:id:AisomeSin:20191006112206j:image