使える庭づくりを考えています。

人に見てもらうより自分が楽しめる庭づくりを試行錯誤しながら楽しんでいます。

里山に家を建てるなら、地産地消は当たり前。タイニーハウスは地産パネルで建て(組立て)ます。

里山にタイニーハウスビレッジを作る一つの目的に山の倒木対策があります。倒木を使って、タイニーハウス組立て用の規格パネルを作るのが目的です。長さは2,200mm幅は50mm、100mm、150mmの3種、厚さ25mmの板を製材します。その板を金属枠(又は強化樹脂枠)にハメ、様々なタイプのパネルを作ります。その枠を組み立てタイニーハウスの壁面、床、屋根(外側は通常の屋根素材で覆います)に使います。タイニーハウスメーカーにはこのパネルを使ったモデルを依頼し、出来るだけ多くのユーザーに、このモデルを使ってタイニーハウスを建ててもらいます。

このパネルを使って建ててもらう理由の一つに、景観形成があります。白川郷や松本の中町周辺の様に白壁などの壁面が統一された美しい集落を形成したいからです。防腐塗装の外観で統一する事で、美しい里山に相応しい、美しい集落作りが実現します。

倒木の搬出は里山から山頂(山腹)に向かって進めます。仮置き場を設け、ビル建築で使うクレーンなどの重機を使って倒木を搬出します。仮置き場の周辺の倒木は全て(太さに関係なく)2,200mmに裁断します。その丸太を製材所に運び加工します。製材所では丸太を規格パネル用(上記参照)に裁断した後、乾燥、圧縮し、防腐塗装を施し出荷します。パネルに使えない枝や木片は林道脇の遊歩道(サイクリング道路)の木片チップとして加工します。この板を挟む枠は各メーカーが独自に開発製造します。

また、林道沿いの仮置き場は重機で踏み固めてあるので土砂災害の緩衝地としての役を果たします。仮置き場は倒木搬出後、植林して新しい森を作ります。また、周辺の林道を整備すれば、場所によってはキャンプ場やフィールドアスレチックなどを備えた森林公園として利用できます。池田町の場合、こうした森林公園が美術館裏の山林に出来ればクラフトパークの魅力が増し、観光客の増加につながります。

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