使える庭づくりを考えています。

人に見てもらうより自分が楽しめる庭づくりを試行錯誤しながら楽しんでいます。

持続可能な環境づくり里山を復活させるにはどうしたら良いのでしょう?災害大国日本に必要な町づくりのヒントが含まれています。

Netflixで配信しているTV番組「TinyHouse」を見て、日本でこそ、こんな住環境が必要だと感じました。働き方改革、防災、都市一極集中是正の面から「タイニーハウスビレッジ」の必要生を強く感じています。無駄な事を放置できるほど余裕があるとは思えません。無理して余裕のあるフリをする必要はありません。

里山の風景は懐かしくもあり、穏やかな気持ちにさせてくれる風景です。生命力を感じさせる雰囲気が好きです。都市のようにジメジメした空気でなく、爽やかな風が気持ち良い、生命力がみなぎる土地に魅了されました。しかし、こんな土地が放置されているのです。

しかし、人の力と言うか知恵を生かせば里山は復活します。それも、今までと違った形に。これからの都市開発のモデルとなる要素を含みながら復活できるのです。そのキーワードが「パッケージング」です。

例えば、インフラ整備に日本は時間とお金をかけすぎです。災害大国日本にはそんな余裕は無いはずです。インフラ整備と言う一つの目的地に向かう為に、船頭は一人にしてください。インフラ整備はパッケージ化するべきです。道路コアに下水コア、電気通信コア、水道コアを場所や用途に合わせ連結します(道路整備済みの場所は下水コアを中心に連結します)。工場生産されるコアの素材は木片チップを樹脂で固めた素材が中心です。コアの長さは必要に応じバリエーションを揃えます。そのコアを組み合わせ、道路の基盤とします。タイニーハウスビレッジサイトやインフラはこうした考えを元にシステム化し設置します。

家と言う概念、考え方を変える必要があります。人の暮らしには必要なスペースと目的に合わせた場所が必要です。今までの家と呼ばれるスペースは無駄が多く、目的に合わなくても場所を変えることは出来ません。高額の借金をしてまで建てた家やマンションは無理、無駄、不経済の産物であっても我慢するしかなかったのです。しかし、タイニーハウスでの暮らし方は違います。無駄を省き、無理することなく、より快適で必要性に応じて変化する暮らし方です。

働き方でも考え直すキッカケやヒントになればと、新しい里山暮らしを提案します。仕事の形は大きく変わりました。無駄の多い働き方を変えないと遅れをとります。もちろん、変わる為には痛みも伴います。しかし、変えなければ置き去りにされてしまうのです。どんな業種でもますます競争は激しさを増します。社員一人ひとりの能力を向上させ、スピーディに業務を遂行して行かなければならないおです。具体的には場所です。暮らす場所に合わせて仕事のシステムを変えなければならないのです。タイニーハウスオフィスの場合。必要に応じて働き場と生活する場を柔軟に変更することができます。

雑草がはびこり、山は倒木が放置されたままです。一部の人達(農家、酪農家、林業従事者)だけでは守りきれません。もっと多くの人の助けが、関わりが必要です。理性を持った人の知恵と力が必要です。里山と言う緩衝帯を守るには、多くの人の力が必要なのです。そして、新しい里山が復活すれば持続可能な社会基盤が出来上がるのです。そのモデルケースを日本の山間部を使って、実際に住んでシェープアップさせたいと考えています。

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Netflix Tiny House一場面から引用

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