使える庭づくりを考えています。

人に見てもらうより自分が楽しめる庭づくりを試行錯誤しながら楽しんでいます。

30年前なら年金プラス2千万円でも払う価値はあった、けど!

30年前の信州暮らしは確かに不便だった。特に今みたいに年金で暮らしてなかったので、かなり、苦労した。人との出会いが少ない事が大きなダメージだった。商売でも恋愛でも人との出会いが少ないのは致命的であった。さらに、情報、インフラの不備が追い打ちをかけた。年に数回は東京に戻らなければ生活に支障を来していたのは確かだった。しかし、30年後の今日、流通、情報のインフラが整備され信州の暮らしは一変した。

 

今年、東京見物に行ったのはオリンピック前の興奮を味わいたかったからだけど、実際の競技は65インチの有機ELテレビで観れば十分だと思う。馬鹿高い入場券を払って見るまでもない。それでも、街の雰囲気は現場に行かないと感じられないので行ったけど、無駄に競争させられる緊張感と規制が多すぎ、身動きができない不自由さで不快な結果に終わってしまった。

 

来年の6月は車で行くのは懲りたので、バスで行く予定を立てているけど、今度は電車賃の負担と歩き回る体力勝負に耐えられるかが心配だ。それでも、リベンジと言うか、このまま嫌な思い出のまま世紀のイベントを迎えたくないので、来年も東京には行くつもりだ。

 

確かに年金生活者にとって、人との出会いはあまり価値がなくなったので、2千万も払って東京暮らしをしたいとは思わないけど、年金生活者でなくても、信州の暮らしは東京よりマシだ。今の時代、何処にいても、人とは簡単に出会えるし、コミュニケーションだって面と向かって話するより、積極的に言い合える。商品価値があればカエルの声しか聞こえない場所でも言い値で買ってもらうことも出来る。

 

知りたい事があれば世界中の人が教えてくれるし、レアな物が欲しければ1日で届けてくれる。美味しいものもいつでも、美しい庭園を見ながら優雅に味わう事ができる。何より美味しい空気と水が好きなだけ味わえるのが嬉しい。取り合う人が多ければ争わなければならないけど、独り占めできれば余裕だ。争うどころか、分かち合う余裕も生まれる。2千万も払わなくても2千万円以上満足できる快適な人生を満喫できる。貴重な時間とお金を有効に活かせる。

 

弱肉強食とは無縁の暮らしを楽しめるのです。

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