使える庭づくりを考えています。

人に見てもらうより自分が楽しめる庭づくりを試行錯誤しながら楽しんでいます。

具体的に、里山にこうした場所を造成するには、どうしたら良いのでしょう。

タイニーハウスビレッジの設営と運営はキャンプ場と同じです。テントサイトがタイニーハウスサイトになるだけです。もちろん、テント生活より長く住むので、しっかりした作りと運営は必要です。ただし、設営場所がまとまってないと設営(建設)費用が増えてしまいます。そこで必要なのが町や村の指導力、「まとめ役」の意気込みなのです。

地権者、事業者の意向を尊重して管理費は決めますが、適正価格(目安は月5万円)を見誤ると失敗します。管理費の内訳は、設備費分担が2万円、保守補修費が3万円となります。従って、設備費分担分の支払は20年で満額となり、無くなります。20年以上住み続ければ管理費は月3万円です(ここが一般のマンション(管理費)との違いです)。

土地の用途変換は田圃と同じです。国も税収が増えるので問題ないでしょう。しかも田圃を潰して宅地化するのではなく、敷地の一部を効率的に利用し(サイドビジネスの様な形で)収益を得る仕組みなのです。

資金集めは事業主体(地権者)によって異なりますが、借り入れ、補助金クラウドファンドなどの投資、デベロッパー(サーパスマンション等)との提携など様々な方法があります。

共同溝のインフラ整備は関連業者と共同開発し、効率よく設置して行きます。安価でメンテナンスが楽で、防災に強い共同溝を開発します(タイニーハウスの仕様、、共同溝に共生の鍵があります参照)。CATV回線を利用するのもTV、電話、インターネットをひとまとめにした回線だからです。市街地の電柱&電線みたいに乱雑な回線処理を防ぐためです。

村内に建てるタイニーハウスは100件規模になれば「ヤドカリハウス」や「無印」「BESS」などのメーカーの展示場を兼ねて、全面協力してもらえます(メーカーの広報活動も期待できます)。本場アメリカのタイニーハウスメーカーの展示場も誘致し、技術支援も要請することもできるでしょう。

ただし、当初は(10棟程度は)地権者(事業者)が自腹で建てる必要があります。モニター家族を募集したり、民泊やリース物件として利用する為です。モニター家族には生活ぶりをSNSなどで拡散してもらいます。また、問題点も洗い出してもらいます。約1年間のモニター期間を経て、グランドオープンします。その際はTV、雑誌、新聞のメデイア取材やCF広告など本格的な周知活動を行います。ネットTV「テラスハウス」みたいなドラマも配信します。

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他にもタイニーハウスビレッジが出来れば、様々な用途に里山を利用してもらえます。

例えば簡易宿泊所(民泊施設)として利用する場合です。

タイニーハウスビレッジではモニターハウスを各エリアに複数棟設置します。そのモニターハウスを簡易宿泊所(民泊)として利用するのです。特に、長期滞在型の観光客(グローバル旅行サイトAirbnbで好評)に利用してもらいます。その特徴が地域のボランティア活動に参加した場合は宿泊料が割引になる点です(体験型の旅を希望する人達にとっては一石二鳥、受ける気がします)。割引率はボランティアの内容によって異なりますが、30%~70%OFFの範囲で決めます。

ボランティアの内容は季節やその人のパーソナリティによって変わります。特に外国からの宿泊客には子供達との共同作業をお願いします。日頃、外国人と接する機会の少ない子供達に、外国人や外国語を身近に感じてもらい苦手意識を払拭するのが狙いです。

夏休みの時期なら(内容によっては休み以外にも授業の一環として行えます)キャンプやバックパッキング旅行、各国の野外活動の楽しみ方や安全な方法を実践も含め教えてもらいます。もちろん、日常(英・ポルトガル・中・韓)会話も学び、苦手意識を払拭します。また、森林の手入れ(下草狩り)、無農薬栽培の畑や田んぼの手入れなどにも子供達と参加してもらいます。

タイニーハウスビレッジに住んでいる子供達はホストファミリーの役も果たせます。こうした交流を通し仲良くなり、(安心して家に招待できる宿泊者とは)ホームパーティーなどを通じ、より親交を深めグローバル社会に生き残れる術を身につけることも可能です。そうしたチャンスが与えられます。

その為にタイニーハウスビレッジではガーデンライフの楽しさを味わい、思い出作りを共有できる住まいにしたいのです。

以下AirbnbのWebサイトから引用

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タイニーハウスの仕様はどうなっているの、、、続き。共同溝に共生の鍵があります。

タイニーハウスサイト作りで二番目に大切なのが共同溝(インフラ)整備です。

土台作りと同じくらい大切なので、仕様には気を配ります。従来の方法では時間も、お金もかかり過ぎます。システムの効率が問題だったからだからです。現在はインフラに必要とする事業がバラバラに行われて、同じ作業を何度も繰り返すシステムになっています。また、インフラ整備という一つの目的に向かう為に、事業帯が独自のルールを設け、連携の妨げになっています。従って、それぞれの事業が別の期間に各自のルールに則りバラバラに作業するので、多額の費用と時間が必要でした。

道路を作れば、車が通り、人が来ます、道路沿いに人が住みます。人が住めば電気、水道、下水道、通信が必要となります。それは全て道路に付属するものです。タイニーハウスビレッジの場合は、その敷地に道路を整備する場合、道路コアに必要な敷地を掘削したり、土盛りし施設します。その道路コアに電気、上下水道、通信のコアを装着します。コア自体は工場生産で行い、長さや大きさ、材料も用途別に適材を選びます。連結方法や設置方法も多彩です。ただし、コア自体の仕様は統一され、メーカーや事業主体が違っても組み違いが生じる事はありません。

災害時に道路が破損すれば他のインフラも損傷します。今のシステムでは修復作業を各事業体バラバラに行うために費用と時間が重複し修復に多額の費用と時間を要してしまうのです。災害大国日本がこの様なシステムを続ける限り、税金が無駄に浪費され続けるのです。

インフラの規格を決め、一貫生産、一貫工事すれば災害時も損傷部分を取り替えるだけで修復が可能です。この様に部分修理が出来るのも、このコアを連結する部分に秘密があるからです。車のバンパーみたいに衝撃を吸収したり、トカゲの尻尾みたいに緊急時には連結が解除出来る仕組み、仕様になっているからです。

タイニーハウスサイトの場合はこうした考え方を元に新しい共同溝を製造し、従来のインフラと折り合いを付けながら施工して行きます。

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タイニーハウスの仕様はどうなっているの、、そして里山との関わり合いはどうなの?

なぜ、里山にタイニーハウスを建てるのか。タイニーハウスは何故里山に作るべきなのかと言う疑問にお答えしなければなりません、、、それは、本来、里山が必要とされた環境づくりをタイニーハウスなら実現できるからです。新しい里山づくりにはタイニーハウスの凝縮されたスペース活用技術と土台設計技術が必要なのです。

里山は昔から山と町、そして川や海の中立ちをしてきました。山の恵みを育み、供給し、山の脅威から人びとを守ってきました。山に降った雨を調整し川へ流したり、山の恵みを加工して町へ供給する大切な場所だったのです。しかし、農業や林業が昔ほど活発に行わなくなってからは、その役割も果たせなくなりました。

しかし、農業や林業だけの為に里山が必要だったわけではありません。人と野生動物の生活、生態系にとって里山は必要です。生態系のバランスが崩れたら、自然界と人間界は対立するようになってしまうからです。すなわち、恵みだけでなく、脅威がもたらされるのです。災害やミスマッチによる混乱が生じます。

温暖化による雨量の増加、野生動物、植物による様々な形の被害、食料需給の変化など、問題が発生します。人間が里山で行ってきたバランスを調整をおろそかにすれば、その弊害が、自然環境に生息する野生動物、植物だけでなく、人間にも多大な影響、脅威を与える事にもなるのです。

タイニーハウスの土台部分は植生に与える影響を最小限に抑える構造になっています。また、逆に、それは自然界からの脅威や雑害を防ぐ構造でもあります。例えば、庭の土は雑草種子を取り除いた土を使います。庭はコンクリート(樹脂)パネルでBOX状に囲い、その中に土を盛ります。また、周囲は塀パネルで囲いプライバシー確保(ガーデンライフに欠かせません)と雑草種子の侵入を防ぐ構造になっています。さらに、土台部分は高床式で他のサイトと連結させることで、より安全性を高めます。表向きは戸建てですが、土台部分は連結構造にし、強度を稼ぎ、衝撃を分散させる構造になっています。

ビルの工法を用いた土台作りは耐久性を重視し、運搬や組み立てを容易にするため、インフラシステムと同じパッケージ化、パーツ化されています。

タイニーハウスビレッジの設営と運営はキャンプ場と同じです。土地所有による負担を軽減すると同時に、資産の流動によって生じるトラブルや損失リスクを回避します。

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里山暮らしで、お父さん又はお母さんはどうしているのでしょう、、、

今回は信州池田町の小高丘にある里山暮らしを想定しているので、お父さんやお母さんは松本市や大町、塩尻市の会社で働いています。

ただし、折角の素晴らしい住環境に暮らしているのですから、近くに職場があれば申し分ありません。そこで、池田町のもう一つのタイニーハウスサイト、、美術館周辺のサイトをご紹介します(現時点では架空のサイトですが)。

美術館周辺には創造館やお蕎麦屋さん、レストランやフランス料理ペンションなどがあります。その裏山や、あまり使われていない駐車場を利用してビジネス向けのタイニーハウスサイトを作ったら、便利ではないかと提案しているのです。

例えば、転勤などで中部地区を統括する場合、通常は松本市にオフィースを構え、市内のアパートから通勤します。それを、池田町のクラフトパーク内のタイニーハウスビレッジサイトを拠点にしたらと考えてみました。

各スタッフは個別の業務を各自の家で(グループウェアやDBなどを使い)処理します。ネットワーク環境で処理できない案件は、創造館内のシェアオフィス(創造館内にCoworkingスペースを設けてくれたらと、仮定してます)に集まり打ち合わせ、処理します。

ちなみに、中部地区を統括するなら松本市より池田町の方が経費を節約できます。長野市に行く場合、中山峠経由なら、高速を使わなくても1時間程度で行けます。金沢、新潟方面には糸魚川まで車か電車で行って、そこから新幹線で行けば長野市経由より安価です。

単身赴任者は個別、地元スタッフは二・三人のグループで同じビレッジ内のタイニーハウス・オフィースを使っているので、創造館内にコワーキングスペースがあると便利です。二・三人の打ち合わせなら各自の家で出来ますが、それ以上だとタイニーハウスでは手狭になります。

個人、一人ひとりの能力を向上させるのがタイニーハウスオフィースでの働き方です。特に幅広い視野に立って決断できる人材の育成を目指します。タイニーハウスオフィスだから出来る、居室を部屋やパーテーションではなく「戸建」で仕切るのも、責任能力を鍛え、自立心を培う為です。他人に責任を押し付けない、チーム力を強固にするのが狙いです。

朝の快適な時間帯にジョキングやサイクリングで体を慣らし、9時~12時まで自宅で仕事に集中します。美しい景色を眺めながら、ゆっくりランチを味わった後、創造館でミーティングかストレッチングをして、3時~7時まで個別の仕事に戻ります。タイニーハウスでの時間割りは都会のオフィスと違って、自由に組めます。その代わり、自己責任力と発想力、創造力が必要です。職場と自宅が同じフィールドで、移動時間を気にせずスケジュールを組め、さらに最先端のITテクノロジーを最大限生かせる環境が用意されているので、その気になれば、自由で快適な転勤生活を謳歌できます。

また、都会のオフィスで働くスタッフとのランチミーティングや研修も開催します。タイニーハウスビレッジでのミーティングや研修は「視野を広くし発想力や洞察力」を向上させる為のミーティング研修です。単一的な環境で生活している都会のスタッフに、もっと別の道、考え方、広い視野に立った考えを持ってもらうミーティングです。狭い環境で暮らしていると、自己中心的な考え方に陥り、柔軟な考え方に対応できなくなり、業務に支障を来します。

以下はアメリカで実際に行われているタイニーハウスの一種、コンテナハウスを使ったレンタルアトリエの写真です。当然、普通の事務所、展示場、工房などにもタイニーハウスは活用できます。

こんな仕事場が近くにあれば里山暮らしは、もっと楽しく、人生を謳歌できる場所になるでしょう。

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YADOKARI世界の小さな住まい方

子供達には外遊びの思い出をいっぱい作って欲しい。

里山で人を育てるって、、その2です。

里山のサイトに家を建てることになりました。そして、次に計画したいことは子供部屋(小屋)を建てることです。

子供たちに一人部屋が必要になったら、自分の書斎(またはアトリエ)と子供部屋を作ります。場所は庭の片隅でもユニットを増設しても可能です。

もちろん、都会の賃貸マンションでも同じ様な暮らし方ができます。違いは外遊びの思い出作りが多いか少ないかの違いです。庭付き一戸建てのタイニーハウスでは庭遊びができます。バーベキューや、手入れされた庭や周辺の山々を眺めながらの食事、庭のハーブで作ったケーキやお茶でモグモグタイム、満天の星空の下、100インチプロジェクターによるアニメ映画会、ライブミュージック鑑賞会(音声はブルーツースイヤホン使用)ガーデンキャンプなど思い出づくりが一杯できます。

多感な思春期、そんな思い出に癒される事もあるでしょう。しかし、外遊びの経験に乏しい子供は、そんな思い出に浸る事も出来ず、部屋に籠ってしまうのです。発想力が乏しく、絶望感に苛まされてしまうのです。インドアだけでなく、アウトドアに活動範囲をどれだけ広げられるかで、子供の将来は決まります。

飛んだり跳ねたり、体を動かしたい時期の子供たちにとって、タイニーハウスは狭すぎます。勉強するか寝るしか出来ないのです。その代わり、思いっきり転げ回れる庭があります。しかも、家の周囲は自然いっぱいのフィールドです。子供の創造性を思いっきり発揮出来る場なのです。インドアー、アウトドアーを効率的に使い分ける術を学べる場なのです。

外遊び、ガーデンライフは親も楽しめます。子供と交流できる絶好のチャンスです。外では親も子も同等です。時には子供に教わることも多いでしょう。絆を強める絶好の機会です。それに、親の方が楽しめる場面も一杯あるので、この際、童心に帰って楽しませてもらいましょう。ただ、子育てが楽しくなるともう一人欲しくなるかも知れませんが。

タイニーハウスの大人の「楽しみ方」に小屋作りがあります。タイニーハウスは組み立てキットが各メーカーから出てるので、それを組み立てるのも楽しみの一つです。自分で組み立てれば用途に合った作り直しが簡単にできます。暮らすための家と趣味を満喫するための家を使い分けられるのです。暮らすための家の隣に好みの家を自作してみませんか。もちろん、キットでなく丸太から作ることもできます。読書室やアトリエ、リスニングルーム、コーヒハウスやジムなど子供部屋の隣に好きなデザインで手作りしてください。手作り小屋で飲む一杯のコーヒーは格別です。タイニーハウスビレッジでは一人2区劃まで賃貸できます。ガーデンライフ、外遊びの楽しさを知れば子育てが楽しくなります。子供以上に親が楽しめることが沢山あるからです。

タイニーハウスで生活していると整理整頓(習慣)が身に付きます。散らかし具合が目立つのと用途に合った収納庫が整っているからです。散らかっていると無駄が増えます。無駄な時間とお金が浪費されます。散らかった家で育った子供たちは頭の中もグチャグチャ、整理が苦手です。計画性がなく行き当たりばったり、すぐにパニクってしまいまう子供たちは整理整頓が苦手です。大人になって変われば良いのですが、、、

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Pinterest TinyHouseから引用

新しい里山には様々な人が集まります。農業や林業以外の様々な職業の人が集まります。それは子育てに良い環境だからです。

1回目は30代前半の子育て世代、来年小学校にあがる男の子と、今年、保育園から幼稚園に入園した女の子を持つ夫婦のお話です。もちろん、今のところは、こんな育て方もあるって話しです、、新しい形の里山が出来れば、こんな子育てが出来ると言う、現実に、かなり苦労して子育てにふさわしい環境を自力で整備している人の話をアレンジしたものです。

例えば30代前半で結婚し、二人ぐらいの子供を育てる夫婦の場合、タイニーハウスビレッジでの暮らしはいかがです。1千万円くらいの貯蓄があればローン無しで庭付き一戸建てのタイニーハウス(500万円代から)が建てられます、、、しかし、現在はまだ、日本ではタイニーハウス暮らしはハードルが高く、1千万円程度の預金では不可能です。基礎工事やインフラ工事に莫大なお金が必要ですし、何より、建てる場所が見つからないからです。

土地価格が安い、都会の片隅、街から少し離れた、家が建て込んだスラムの様な市街地ではタイニーハウスの魅力はわかりません。キャンピングカーをスーパーの駐車場に置いて生活しているみたいで、惨な思いしか感じないでしょう。そんな場所では、子供は育てられません。

月5万円程度の管理費(設備分担金2万、保守整備費3万円)を払えば、そのサイトにお好みのタイニーハウスが建ちます。子供二人ぐらいならタイニーハウスのロフトに子供部屋を作れば育てられます(タイニーハウスサイトの説明は後ほど、詳しく図解入りで説明します)。

そこで、必要なのがタイニーハウスを建てる場所の確保、造成できる場所の確保です。里山と言われる地区にタイニーハウスを建てる場所が無いか探してみました。そしたら、あったのです。近くに、、、

例えば、私の住んでいる信州池田町。昔は桑畑だった小高い丘に、美術館と公園があり、周辺を今は葡萄畑にしている最適な里山が見つかったのです。

ただし、美術館周辺はオフィース向きのサイト、子育て世代に向いているのはもう少し北側の小高い丘、現在は段々畑になっている場所です。丘を下ったところにスーパーや幼稚園、小学校がある、家族向けの場所です。そこに、タイニーハウスを建てる区画を造成したいのです。タイニーハウスビレッジと呼ばれる様な一画を設けたいのです。

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