長生きできる家づくり⑵、、人の知恵を付加する
家はもちろん、家具、冷蔵庫などの家電製品、車やパソコン、スマフォ、そして人間の身体にしても使いこなし、使い続けるには知恵が必要です。長持ちさせ、付加価値を付ける。全て、適材適所を考え、その時、その場に応じた使い方を考えて行くことが大切なのです。
その為に必要なのが、整理整頓術、いわゆる「きれい好き」になる事です。
美的センスを養わないと使い続けることはできません。確かに、何事もメリット、デメリットがあるので、臨機応変に主義主張は曲げなければなりません。しかし、何れにしても、「美」を基準に物事を選ぶ使い方、生き方をしないと道を見失ってしまいます。長持ち 、長生きはできないでしょう。
あっと言う間に朽ちてしまうのです。家でも物でも、そして、人間も朽ちて使いものにならなくなってしまうのです。人間の四肢はもちろん、仕事や生活に必要な道具すべては使い時と使い道があります。それを明確に見定めないと、急速な劣化を招いたり、価値を見出せないまま破棄する事にもつながるのです。そのタイミングを見定め、方向を決めるのが「美」を基準とした選択眼なのです。
そう、新たなる使い道を考えたり、剪定と同じ様に破棄するタイミングや破棄する物を選ぶ、選択眼も大切です。長持ちさせ、使い続けるには破棄する事も必要です。何を破棄し、何を新しく調達するかの判断も選択眼が鍵を握ります。
その選択眼を養い、美的センスを磨くために私が大事にしてきた事が、自然界の仕組み、生態系のバランス、自然美なのです。自然界が長い年月をかけて築いてきたバランス「自然美」にあります。ぞの自然界の仕組みや営みを参考にし、多くを学ぶのです。ガーデニングの魅力、役割はそこにあります。